トイプードル しつけ 飼い方

トイプードルのしつけ【トイプードルの飼い方を詳しく知ろう!】

トイプードルのしつけ【目次】

 

犬といっしよに暮らしていくうえで、絶対に欠かせないのがしつけです。

 

トイ・プードルは物覚えがはやくかしこい犬種です。物覚えがよく、しつけによって飼い主とやりとりすることを好む犬種です。でも、犬は人間社会のルールがわかりません。ほうっておけば犬のルールで行動します。

 

小さい頃からいいこと、わるいことを教えて、みんなから愛される犬に育てましょう。犬と将来どんな生活がしてみたいか、具体的にノートに書いてみましょう。あなたのしつけの目標になります。

 

トイ・プードルは飼いやすい犬ナンバーワン

 

犬の専門家に「飼いやすい犬は?」と尋ねれば、まっ先に名前があがるのがトイ・プードルです。素直さや頭のよさは、他犬種より抜きん出ています。

 

ただし、しつけは必要です。いくら頭がよくても犬という動物であることにはかわりありません。犬社会と人間社会のルールは違います。トイレや寝床の場所を教え、人間をかんだり、吠えたりしないことを教え、車や電車におびえないことを教えないといけません。

 

そうしなければ、同じ家のなかでともに暮らすのは難しいでしょう。

 

イヌはしつけられてはじめて犬になる

 

しつけの第一目的は、ともに暮らすためですが、しつけの意味はそれだけではありません。

 

「イヌはしつけられてはじめて犬になる」といわれます。しつけられていないトイ・プードルは、小さいオオカミのようなものです。飼い主のことを自分とは関係のない動物と思い、飼い主の考えていることなど関心も示しません。当然自分のリーダーとは思わないでしょう。

 

ところが、しつけをするとかわります。トイ・プードルはあなたの目をじっと見て、言葉に耳を傾け、行動を目で追い、意図を探ろうとさえします。「スワレ」「マテ」などのしつけの項目は、犬とあなたとの共通言語なのです。

 

しつけることでかしこさが発揮される

 

しつけによってトイ・プードルとの間に見えない言葉が生まれます。 目と目をあわせ、アイコンタクトをとると、お互いの気持ちがわかるようになるのです。信頼関係が深まり、トイ・プードルはあなたをリーダーと認めるようになります。

 

トイ・プードルの頭のよさが、もっとも発揮されるのはしつけによってこの関係を築き上げたときです。トイ・プードルはあなたが目で合図しただけで、自分ですべきことを判断し、あなたの気持ちが全部わかるかのような行動をとるようになるのです。

 

幼いうちからいい経験を積ませて育てる

 

トイプードルはしつけによってやっていいことと悪いことを学習していきます。いいことは繰り返しするようになり、嫌なことは避けるようになります。

 

トイプードルは嫌なことばかり体験すると人間と暮らすのが苦痛になってきます。いい経験をさせながらしつけをしていきましょう。

 

子犬時代からいい経験を積みながらしつけをすれば、必ず素直ないいトイプードルに育ちます。

 

嬉しい体験
  • 美味しいものを食べる
  • 仲間と遊ぶ
  • 褒められる
  • 感心をもってもらう
  • 心地よいことをされる

  
同じいい行動を繰り返すようになる

嫌な体験
  • 痛いことをされる
  • 怖いことをされる
  • 驚かされる
  • 無視される
  • しつこくされる

  
同じ行動をとらなくなる(おびえたり、吠えたり、噛んだりして逃れようとする)

 

しつけをする時のポイント

 

しかりすぎたり、たたいたりしながらしつけをすると、トイプードルは目を見なくなり、顔をそむけるようになります。あるいは吠えたり噛んだりするようになります。ほめてしつけるのが基本です。

 

 

トイプードルが来た初日は十分に休ませる

 

子犬のトイプードルが我が家にやってきたら、まず、環境に慣らすことが大切です。

 

子犬は経験が少ないぶん、警戒心が薄く、好奇心が旺盛です。新しい環境に慣れやすい状態です。

 

とはいえ、生まれてから何週間か過ごしていた場所とはまったく違うところに連れてこられるのです。親しんだ環境や人間と別れ、不安や疲れも大きいはず。

 

連れてきた初日は、目が届く、静かな場所で休ませましょう。食事なども疲れて受けつけないことがあります。無理せず、まず犬をじゅうぶん休ませ、疲れがとれてから、食事を与えたり、部屋に放したり、家族に会わせたりしていきましょう。

 

初日〜2日目

 

環境

連れてきたケージのなかで静かに過ごさせましょう。さわりすぎたり、興奮させたりしないように気をつけます。

 

食事

食事の時間、種類、量、与え方などはブリーダーなどの購入先に確認しておき、同じように与えます。

 

しつけ

家についたらまずトイレです。シーツの素材は購入先と同じものを用意します。回数や時間間隔も購入先に確認しておきます。

 

運動と遊び

トイレを済ませて、動きまわりたい様子なら、サークルのなかで自由に遊ばせます。遊んだらまたゲージで睡眠をとらせましょう。

 

 

 

社会化とマナーを教える

 

元気なら、食事、排泄など、初日から必要な項目は教えてもいいでしょう。すぐにできなくてもOK。学習する機会を増やすことが大事です。

 

犬が環境に慣れたら、さまざまなものに慣らす社会化教育で情緒を育みます。また、人と暮らすためのマナーも教えていきます。

 

社会化(3日目〜)

 

情緒を育むために、人、家のなかのもの、外のもの、よその人、動物などに徐々に慣らしていきます。

 

  • 家族、他の人に慣らす
  • お手入れに慣らす
  • 室内・屋外のものや音に慣らす
  • 乗り物、車の音に慣らす
  • 他の動物に慣らす

 

マナー(3日目〜)

 

トイレで排泄したり、ハウス(犬の寝床)で休んだり……家のなかでともに暮らすためのマナーを教えます。

 

  • トイレのしつけ
  • ハウスのしつけ
  • 食事のしつけ

 

 

 

トイプードルの子供のためにそろえておきたいもの

 

来たばかりのトイプードルの子供の居場所は、家族の気配が感じられる場所にしましょう。

 

しかし、人の出入りが激しかったりテレビの音などがうるさい場所はNGです。静かで落ち着ける場所にサークルを設置しましょう。

 

ビニールシートやコルクマット

 

トイプードルが入るサークルの下には足がすべらず、汚れに強い床材を用意してください。パネル式のコルクマットや、すべりにくい素材のビニールシートをしくと安心です。

 

サークル

 

さくを1面ずつ連結できるタイプがオススメです。好みのサイズにできます。

 

トイプードルがこえられない高さ(60cm以上)、倒れにくい重みのあるものを選んでください。

 

ハウス

 

犬が寝そべられるサイズのものを用意します。移動用のゲージ(バリケン、グレート)などでもOKです。ボックス型のほうが落ち着きます。

 

犬を落ち着かせたいときには、シーツなどで目隠しをします。いたずらしないようにシーツは洗濯バサミなどでとめてたわまないようにします。

 

トイレ

 

犬用のトイレトレイとトイレシーツを用意します。トイレシーツを床に直に置いても構いませんが、いたずらする心配がある場合はトイレトレイにセットしましょう。

 

トイレを覚えるまでは、おしっこのにおいが少しついているシーツをつかうと安心です。

 

水飲み器

 

ステンレスや陶器のものを用意します。トイプードルがひっくり返さない形、大きさで衛生的なものを用意しましょう。給水器タイプのものでもOKです。

 

犬用おもちゃ

 

犬のお気に入りのおもちゃやにおいのついたタオル、毛布をサークル内に入れておきます。おもちゃはボタンや金具などがついていない犬用のものにします。

 

 

しつけで大事なのは、ほめ方としかり方です。感情的になったり、時間がたってしまってからほめたりしかったりしても、トイプードルは戸惑うばかりです。

 

あとでしっかりと感情込めてほめたりしかったり表現したほうが、伝わりそうなのですが、それは間違い。

 

感情は大事ですが、目的はしてもいいこと、いけないことを教えることです。時間がたってしまったり、感情にまかせた行動をとると、トイプードルは何をしていいのかわからなくなってしまいます。

 

何かしたらすぐ落ち着いた態度でほめる、しかる。これが大事です。

 

ほめる

  • 指示したことができたとき
  • してほしいことをトイプードルがしたとき

 

指示したことができたとき、してほしいことをしたときにはトイプードルをほめます。

 

しかし、興奮しながらほめると、トイプードルもつられて興奮し、何に対してほめられたのか忘れてしまいます。落ち着いてほめることが重要です。

 

気分屋はダメです。トイプードルが理解できるように落ち着いた態度で接しましょう。

 

ご褒美を与えてほめる

 

名前を呼びながらアイコンタクトをとり、ごほうびを与えます。

 

ご褒美につかうおやつですが、おやつはしつけの難易度にあわせてグレードアップすると効果的です。

 

くりかえし練習をするときにはふだんのフード。はじめて難しい項目を教える際は、嗜好性の高いスナックやジャーキー類を与えてください。

 

撫でてほめる

 

名前を呼び、ほめ言葉をかけながら、静かに体を撫でます。

 

ほめるときのポイント

 

「いいコ」「グッド」「えらい」など。短くて、喜びの感情をのせやすい言葉がベスト!

 

 

しかる

  • してほしくないことをトイプードルがしたとき

 

しかるときは感情的に怒ってばダメです。

 

したこととしかられたこととが結びつくように、すぐに、冷静さを保ってしかります。絶対に暴力はふるってはいけません。信頼がそこなわれます。

 

無視する

 

犬が要求して吠えたり騒いだりしてもひたすら無視します。

 

興奮がおさまるのを待ってください。

 

トイプードルがいやなことを起こす

 

しつけ用のいやなにおいのスプレーをかける、ペットボトルを鳴らす、いやな感触のマットをしく、などでいたずらをやめさせます。

 

大きい音
嫌な味
嫌な匂い
嫌な感触

 

言葉でしかる

 

「ダメ」「いけない」など短くはっきりした言葉をつかってください。

 

くどくど言わず、一度で理解させるのがコツです。

 

できないことに対してしかるのは逆効果

 

トイプードルがトレーニング中に指示したことができないからといって、あまりしからないでください。しかるとトイプードルはトレーニングが嫌いになってしまいます。

 

指示に従わないのはトイプードルのせいではありません。まずはしつけ方を見直しましょう。

 

触られることに慣らす

 

全身をさわらせるトイプードルに育てることが信頼関係の基礎をつくります。

 

小さいうちから、全身をさわられることに慣らしていきます。母犬は子犬の体をなめます。同じようにさわることで信頼関係がつくられます。

 

これまで犬を飼ったことがないし、子犬は小さいから、どうさわったらいいのかわからなくて緊張するという方が多くおられます。そんなときは深呼吸してからさわってみてください。

 

犬の名前を呼び、手のにおいをかがせてからさわると犬も安心します。慣れたらブラシで毛をとかす練習もはじめてみましよう。

 

目標
  • 全身くまなくさわられても、いやがらないようにする。
  • とくにお手入れにかかわる顔まわり、おしりなどもいやがらないようにする。
  • 慣れてきたら、ブラシやガーゼなどお手入れ用具にも慣らしていく。

 

腕でトイプードルの身体を支える抱き方

片方の腕をおしりから差し込むようにして、トイプードルの体を支えます。首元、おなか、おしりを支えてください。

 

おしりから抱え込む抱き方

手のひらでおしりを包み込むようにして支え、片方の手で胸元をおさえます。手のひらを広げておしりを支え、安定させます。

 

ポイント

 

トイプードルの足を引っ張り上げるのはNG! 関節にダメージが加わってしまいます。

 

全身を触る

 

頭の後ろ〜背中

後頭部から背骨の筋にそって手をすべらせるようにさわります。

 

しっぽ

しっぽの付け根を軽くかくようにしながら、しっぽの先までさわります。

 

おしり

肛門のまわり、性器のまわりをそっとさわります。

 

お腹

あおむけにして足のつけ根からおなかへとなでます。

 

1本ずつ、手のひらで軽く握るようにして、つけ根から足先へなでます。

 

足先

足の裏の肉球を軽く押し広げ、指を1本ずつ開いてさわります。

 

鼻面を軽く握ったり、鼻に指をあてたりします。

 

目のまわりをくるくるとなでます。

 

耳のつけ根をさわったら、耳を広げて、穴のなかもさわります。

 

唇をなでたり、口のなかを広げて、指を入れたりします。

 

 

 

室内でものや音に慣らす

 

将来に備えて苦手なものをなくしておきましょう。

 

トイ・プードルと生活していくなかで、将来やりたいこと、やらなくてはならないことってどんなことがあると思いますか?

 

トリミング、いっしょに旅行やお買い物などたくさんあるはずです。そこで必要になることはすべて小さいうちから慣らしておく必要があります。

 

大人になっていきなり初体験だと、こわがってしまいます。苦手意識が芽生えると、やられることが苦痛になる場合があります。警戒心が薄い子犬のうちに少しずつ経験を積んでおくと、将来安心です。

 

目標
  • ドックウェアなどを身につけることをいやがらないようにする。
  • チャイムなどに過剰反応しないようにする。
  • 掃除機、ドライヤーなどの機械音をこわがらないようにする。

 

ドッグウェアに慣らす

 

将来、ドックウェアを着せたり、アクセサリーをつけたりしたいなら、小さいときからウェアを着せたり、脱いだりすることに慣らしておきます。

 

大きめのハンカチを体にまきつけたまま、遊んだり、ごはんを食べさせたりしてみましょう。

 

生活音に慣らす

 

チャイムの音、ドライヤーの音、花火などの音……生活のなかで聞かなければならない音に慣らしておきます。

 

慣らすときは、最初は数秒からスタートします。音を聞かせたり、動きを見せたりして、反応しなかったらごほうびを与えてほめます。徐々に時間を長くしていき、毎日くりかえします。

 

チャイムに慣らす

家族に頼んで、チャイムを鳴らしてもらいます。無反応たったらごほうびを与えます。宅配便の人などからおやつをもらったり、なでてもらうのも効果的です。

 

ドライヤーに慣らす

犬はドライヤーのモーター音が苦手です。まず犬にドライヤーを見せます。反応を見ながらスイッチを入れたり消したりして、モーター音を聞かせ、無反応ならごほうびを与えます。

 

花火や雷の音に慣らす

犬は花火や雷など特殊な重低音をきらいます。シーズンごとに頻繁にこれらの音がする地域に住んでいる場合は、生活音の収録された市販のCDなどを聞かせて練習しておきましょう。最初はごく小さな音で聞かせ、徐々に音量を上げていきます。

 

犬がおびえたりパニックになったら

 

犬がおびえたりパニックになったときに、しかったり、過保護になるのはNGです。そこは毅然とした態度で接しなければなりません。

 

飼い主に頼りたいと思っているところにしかられては、恐怖心力が増すだけですし、過保護にしてしまうとトイプードルは「こうすればかまっでもらえる」と思ってしまい、好ましくない行動がエスカレートしてしまいます。

 

飼い主は「私がいるから大丈夫!」という毅然とした態度で、アイコンタクトをとり、犬を落ち着かせましょう。

 

 

 

屋外のいろいろなものに慣らす

 

できるだけ小さいうちに、トイプードルの世界を広げておきましょう。

 

1回目のワクチンが済んでいるなら、屋外にも慣らしていきます。はやければはやいほどいいです。部屋に閉じ込めっぱなしで1〜2週間たってしまうと、外のちょっとした刺激に過敏に反応するようになり、神経質でおびえやすい犬になってしまいます。

 

ただし、知らない犬との接触や、不衛生な場所に連れて行くのはNGです。でも、バッグに入れて外の様子を見聞きさせるくらいなら大丈夫です。

 

目標
  • 首輪とリードをつけることをいやがらないようにする。
  • 外出先でおびえたり、興奮したりしないようにする。

 

首輪・リードに慣らす

 

首輪

最初はリボンなど首にとめて練習しましょう。慣れてきたら首輪につけかえます。首輪は細くて軽い素材のものを選び、指が2本入るくらいの余裕を持たせてサイズ調整してください。

 

リードを首輪代わりにする

室内で首輪とリードに慣れさせるために、リードの持ち手部分をつかいます。人は犬の右側に立つのが基本です。

 

リードの持ち手の輪の中にリードを通し輪っかをつくります。犬と向かいあい、逆「の」の字になるように首にかけます。

 

リードや首輪をつけた状態で遊んだり、ごはんを与えてください。輪の部分が可動するためリードで合図を送りやすくなります。

 

屋外に慣らす

 

公園で

ケージに入れたり、抱いた状態で近所の公園へ行ってみましょう。最初は人や犬の少ない時間帯を選んで。まず、においをかいだり、音を聞かせて、公園の雰囲気に慣らします。

 

道路で

人や犬がいない安全な道路で歩かせてみましょう。最初は抱っこしたままで。様子を見て地面へ下ろしましょう。

 

慣れてくるとトイプードルが自分から歩きはじめます。リードをしっかり持っておいてください。トイプードルの様子を見つつ歩かせます。

 

いつも日陰になっている場所、草が茂っている場所は不衛生な可能性が大きいので入らないようにします。ワクチン摂取前の場合は、とくに注意をする必要があります。

 

乗り物の前で

車道や線路のそばまで出て、抱いた状態で車や電車の音や動きを観察させましょう。

 

最初は遠くから見せ、徐々に近づきます。トイプードルがおびえたら無理をせずその場を離れます。くりかえし練習しましょう。

 

自分の車で

車に乗って外出することがある人は、少しずつ犬を車に乗せる練習をしておくといいでしょう。

 

 

他の人と他の犬に慣らす

 

誰と会っても物おじしないでいられるトイプードルになるようにします。

 

生後3か月くらいまでの間に、たくさんの人に慣らします。誰にさわられても、いやがらない犬にするためです。老若男女、会う人会う人になでてもらいます。

 

いろいろな人に慣れていれば、いつどこに出かけても安心です。知らない人を見て、吠えたりかんだりすることもなくなります。

 

積極的に会わせておいたほうがいい人は、家族にはいない性別の人やタイプの人。そういった人には積極的に慣らしておいたほうがいいです。黒ずくめの制服の人なども苦手意識を持ちやすいので、いつもの散歩ルートに交番などある場合は、お願いしてさわってもらうようにしましょう。

 

目標
  • 家族全員のいうことがきけるようにする。
  • 見慣れない人に会っても苦手意識を持たないようにする。
  • 他の犬と会ってもおびえたり興奮したりしないようにする。

 

STEP @ 家族や親せきに慣らす

家族や親戚の人にさわっておやつを与えてもらい、慣らします。

 

接する機会の多い人とは、アイコンタクトをとれるようにしておきます。

 

STEP A 近所の人に慣らす

近所の人に慣らします。犬を連れて近所の人にあいさつをしましょう。犬の名前を呼んで目があったら、おやつのごほうびを与えてもらいましょう。

 

制服姿の人、家族にはいない性別、年齢の人に積極的に協力してもらってください。

 

STEP B 子供や犬連れの人に慣らす

子供に協力してもらい、おやつを与えてもらいます。犬と散歩中の人にも声をかけ、幼犬は抱いた状態で犬を見させてもらいましよう。

 

小さい子どもは予測不可能な動きをするため、犬は苦手意識を持ちやすいので幼いうちに慣らしておいた方が後々楽になります。

 

STEP C 公園で犬や人に慣らす

犬連れの人が集まる公園に行き、犬や人に慣らします。「子犬の社会化中です」とお願いして、小型犬から大型犬まで、犬種を問わず慣らしていきましょう。

 

最初は抱いたまま見せるだけでOKです。相手も愛犬も、友好的な態度だったら少し近づけてにおいをかがせてください。

 

 

トイレのしつけ

 

トイレシーツの上でおしっこ、うんちができるようにします。

 

トイ・プードルと暮らす場合はほとんど室内飼いです。トイレシーツの上で排泄する習慣をつけないといけません。

 

トイレのしつけは、すぐできるトイプードルとできないトイプードルがいます。半年〜1年くらいかかるトイプードルもいます。

 

トイレのしつけのコツは失敗させないこと。シーツの上で排泄することを覚えるまでは、つきっきりで観察をしましょう。できることなら連休初日に犬をむかえ、3日くらいずっといっしょに過ごして教えるのが、いちばん楽チンです。

 

トイレのしつけは家に来てから1週間が勝負です。2〜3日はつきっきりで面倒をみるようにしましょう!

 

目標
  • できるだけ失敗させずに教える。
  • 確実にトイレシーツの上で排泄できるようにする。
  • トイレの場所がかわっても排泄できるようにする。

 

トイプードルのトイレのサイン

 

寝起きがトイレのタイミングです。犬は寝床を汚したくないため、ハウスのなかにいるときはトイレをがまんします。

 

寝起き、ハウスから出てきたタイミングが、もっともおしっこしたくなる瞬間です。うんちは、寝起きや食後、腸が活発に動きはじめると行きたがります。

 

子犬のトイレのタイミングとサイン
  • 3〜4時間に一回
  • 床を嗅ぐようなしぐさをする
  • その場をくるくる回りだす
  • 落ち着きがなくなってそわそわしてくる

 

トイレトレーニング STEP @

 

サークル内でトレーニング用の室内トイレをつくります。リビングなど、いつもあなたの目が届く部屋の隅がベストです。人がよく通る場所やテレビのそばなどはうるさくて落ち着かなくなります。部屋の隅で飼い主が確認できる場所に設置しましょう。

 

ハウスのそばにサークルを置き、サークルのなかにペット用のトイレシーツをしきつめます。サークルに入れば、トイレシーツの上で排泄できるようにします。そそうをしたときに床を汚さないように一番下にビニールシートを敷くと安心です。

 

トイレシーツの感触がかわるとできないトイプードルもいます。最初はブリーダーやペットショップで、当時つかっていたものを教えてもらってください。

 

トイレトレーニング STEP A

 

サインをキャッチしたら、トイレに連れていきます。

 

トイレのサインに気づいたら、すぐにトレーニング用のトイレに連れていき、サークルのなかにトイプードルを入れます。

 

排泄しはじめたら「トイレ」などと声をかけてください。できたらごほうびをあげて、よくほめます。

 

「トイレ」などの言葉をかけると、言葉と排泄をセットで記憶します。トイレの場所や形状がかわっても声かけだけでできるようになります。

 

トイレトレーニング STEP B

 

サークルの面を1枚ずつはずし、トイレシーツの数も減らしていきます。

 

STEP Aができるようになったら、サークルの手前の面をはずします。最初は連れていってもかまいませんが、徐々に手助けしないで犬がトイレまでたどりつけるか観察します。犬がきちんとトイレシーツまでたどりつけるか様子を見ておきましょう。

 

確実にできるようになったら、サークルの面をさらにはずします。同時にトイレシーツも減らして、範囲を狹めていきましょう。前回の汚れたトイレシーツをそのままつかうと、トイプードルが自分のにおいを頼りにトイレシーツにたどりつくことができます。

 

ちゃんとトイレができたらごほうびを与え、その状態でよくほめることが大事です。

 

トイレトレーニング STEP C

 

最終的にサークルをすべてはずします。トイレシーツも1枚にしていきます。

 

トイレトレイをつかうとトイプードルはトイレの場所を理解しやすくなり、便利です。

 

トイレトレーニングのポイント

 

失敗しても絶対にしからないこと!

 

失敗したら、1STEP前に戻って完璧にできるようになるまでくりかえし教えましょう。

 

 

トイプードルのトイレの悩み Q&A

 

帰宅時に毎回おしっこをもらすんですが

まずは、興奮をしずめることが大事です。

 

うれしさのあまり興奮しておしっこをしているのでしょう。あなた自身はそのとき「きゃー!」などと大げさな態度をとっていませんか? あなたのトイプードルはもらすことをいいことだと思って習慣化されている可能性もあります。

 

徐々にトレーニングをはじめて、帰宅時に落ち着いていられる練習をしましょう。

そそうしたじゅうたんでおしっこしてしまいます

とりかえるのがいちばんです。

 

いったんにおいがついてしまったり、素材の感触を覚えてしまうと、そこでくりかえすようになります。回数を重ねるほど、直りにくくなります。じゅうたん以外の床材にかえてしまうのがいちばんです。

 

無理ならその部屋に犬を入れないようにするか、消臭効果の高い洗剤で洗ってください。

トイレの場所をかえたいのですが

おしっこのついたトイレシーツを利用します。

 

いきなり場所をかえると、トイプードルが理解できなくなります。また、ハウスのある場所から遠すぎるのもいけません。行きやすい場所を選んでください。

 

そこに移すことが決まったら、においのついたトイレシーツを1日数十cmずつ移動させていきましょう。

外でトイレさせるには?

最初はトイレシーツを使います。

 

外にトイレを設置したり、散歩のあいだに済ませたいときでも、最初は汚れのついたトイレシーツを持参し、外にトイレシーツを置いて「トイレ」などの声がけをします。

 

外で排泄することに慣れたら、トイレシーツをはずしてみましょう。

うんちを食べてしまうのですが

それは食糞行為です。

 

食糞には、寄生虫がいるからとか、フードのにおいがするから、とかいろいろな説がありますが、ハッキリとした理由はわかっていません。うんちは見つけ次第片づけるのがベストです。

 

フードの種類をかえてみたり、しつけ用のビタースプレーなどをうんちにふりかけて、うんちを食べるといやな体験をすることを教える方法も試してみてください。

 

 

ハウスのしつけ

 

自分の居場所で落ち着いて過ごせるようにします。

 

人間だって大きなうちに住んでいても、自分の居場所が決まっていないと落ち着かないものです。犬も同じです。決まった場所を用意して、休めるようにします。

 

犬専用のお部屋です。犬ってどんな場所が好きだと思いますか? それは、大好きな飼い主の気配が感じられるけれど静かに過ごせる場所です。

 

部屋がいくつもあるなら、2〜3か所、キャリーバッグやベッドを置いて、トイプードルの居場所をつくっておきます。自分が寝たいときに休め、犬が苦手な人がやってきたときなども便利です。

 

目標
  • ハウスに自分から入れるようにする。
  • ハウスを自分の居場所と理解させる。
  • ハウスのなかで過ごすことを心地よいと思えるようにする。

 

ハウスを準備する

 

まずは、ハウスを準備します。移動用の犬小屋(バリケン、クレート)がオススメです。小型犬サイズのものを準備しましょう。

 

大きさはトイプードルの肩ぐらいまでの高さがあり、中に入ってぐるりと回れる大きさのものがいいと思います。

 

犬はもともと洞穴などで暮らしていた動物です。天井があり、暗くてせまい場所に潜り込むと落ち着きます。移動用の犬小屋(バリケン、グレート)をハウスとしてつかうと、外出するときにも便利です。外出先でもふだんどおり過ごすことができます。

 

ハウスとは別にくつろげる場所として、ドックベッドやキャリーバッグを部屋に置き、ハウス同様に慣らしておきましょう。

 

ハウスのトレーニング STEP @

 

ごほうびのおやつをつかってハウスへ誘導します。

 

おやつを見せながら、「ハウス」と言って、トイプードルをハウスまで誘導します。そのままおやつをハウスのなかに投げ入れます。

 

何度かくりかえし、トイプードルがハウスのなかにためらわずに入れるようにします。おやつを食べたら、ハウスのなかでよくほめましょう。

 

どうしようか迷っているときには、おしりを軽くおして、ハウスのなかに入れてあげてください。

 

ハウスのトレーニング STEP A

 

ハウスに入ったら扉を開け閉めしてみます。

 

トイプードルがハウスを覚えて、言葉だけでもハウスに向かうようになったら、今度はハウスの扉を開けたり、閉めたりしてみましょう。徐々に扉を閉めている時間をのばしていきます。

 

「コング」をハウスに入れると慣れるのが早いです。コングはしつけ用の市販のゴム製おもちゃです。中心部に犬用のチーズペーストなどを塗って与えると、トイプードルは夢中になってかみつづけます。特にすぐに出たがる犬に与えると効果的です。

 

ハウスのトレーニング STEP B

 

ハウスのなかでおとなしく休めるようにします。

 

扉を閉められることに慣れたら、あなたの姿が見えなくてもハウスのなかでおとなしく待てるようにします。ハウスから出したら、かならずよくほめて、遊んであげましょう。

 

休みたいときに休める居場所があると、気持ちも安らぎ、落ち着きのある犬に育ちます。

 

 

 

食事のマナーのしつけ

 

あなたの指示に従うことで、上下関係がはっきり決まります。

 

トイプードルは食事を管理されると、その人に従おうという気持ちが芽生える動物です。指示に従ったら与える習慣をつけてください。

 

簡単に言えば、「スワレ、マテ」ができたら与えればいいと思います。トイ・プードルは頭がいいので、すぐにスワレやマテを覚えてしまうはずです。

 

ただ、気をつけないといけないのは、むやみにじらしたり、与えたものをふざけて取り上げたりしないことです。犬は食に対して強い執着心があります。執着心を強化して、反抗的な行動を覚えさせては、せっかくのしつけが逆効果になってしまいます。

 

目標
  • ごはんのときに、とびついたり、吠えたりしない。
  • 食べている最中に何かされても気にせず食事ができる

 

食事のマナーのしつけ STEP @

 

興奮がおさまるのを待って、指示を出します。

 

ごはんをあげるときに、トイプードルがとびついてきたり、要求して吠えたりしたら、器を引いて、無視します。

 

興奮がしずまっで座ったら、「スワレ、マテ」と指示します。

 

ここで、長時間待たせると、食事への執着心が増すので逆効果になります。動きが止まったらすぐに許可を出してください。

 

食事のマナーのしつけ STEP A

 

「ヨシ」と言って許可を与えます。

 

トイプードルがじっとしていたら「ヨシ」と言って器を置きます。動いたら、いったん器を引きましょう。STEP@をくりかえします。

 

1粒ずつトレーニングのごほうびとして与えるようにしましょう。食事時間にしつけをすると、はやく覚えられます。1回ぶんのフードを器に入れて、トレーニング項目を教えるときにごほうびとして、1粒ずつ与えます。1回分のフードを利用してごほうびを与えれば、カロリーオーバーにもならずに済みます。

 

食事のマナーのしつけ STEP B

 

食事中に近づいてもいやがらないようにしましょう。

 

まずは食事をしている時に体に触れてみます。できるだけ小さい子犬のうちに、食事に対して執着心を強く持ちすぎないように練習をします。食事中、体にふれても、ごはんをとられないことを教えます。

 

体に触れても大丈夫になったら、次は食事中に器の中に手を入れてみます。食べているときに飼い主が器のなかに手を入れても、食事をとられたりしないことを教えます。生後2〜3か月の子犬のうちにトレーニングをしておきましょう。

 

執着心が強く、子犬の頃からうなったり噛んだりする気の強いタイプのトイプードルには、早い段階から基本トレーニングを始めてください。

 

 

 

このサイトで紹介しているしつけの方法であなたのトイプードルはおりこうになるはずです。おりこうになったトイプードルとの暮らしを満喫してください!

 

その一方で、ほかのトイプードルよりも物覚えが悪かったり、大きくなってしまっていて悪い習慣が定着してしまい、当サイトで紹介した方法では治らないというケースもあります。

 

そのような場合は諦めるしかないのでしょうか?

 

いいえ、全く問題ありません。当サイトで紹介したしつけの方法よりも簡単に実践できて、よりおりこうな犬にする方法があるんです。

 

我が家にもトイプードルが二匹いて、二匹目が家に来た時は一匹目は既に大きくなっていました。一匹目のトイプードルは当サイトで紹介したしつけ法でじっくりと育てることができたので、それなりにいい子に育ってくれました。

 

しかし、二匹目が家に来たときは、ちょうど育児など色々なことが重なり忙しすぎて、満足なしつけができない状態でした。そのままほとんど何もしつけをしなかったのが悪かったのでしょう、二匹目は暴れん坊になってしまいました。言うことをきかない、唸る、吠える、ものを壊す、毎回違う場所でおしっこをするで大変でした。そうこうしている間に成犬になってしまい、悪い習慣も抜けなくなっていました。

 

多頭飼いの場合、普通はある程度年上の犬を手本にして「いい子」になってくれるものなのですが、二匹目の子は違いました。天然の暴れん坊でした(私がしつけを怠ったのが最大の原因ですが…)。

 

そこで、評判の良かったこのしつけ法を試すことにしました。少し時間はかかりましたが、最終的に見事に「いい子」に変わってくれました!

 

このしつけ法は一般的な犬のしつけ法とは違いました。その犬の性格に合わせたしつけを実践するんです。つまり、一匹一匹違ったしつけ法なんです。そこが効果があった理由の一つだと思います。

 

このしつけ法を知るまでは、訓練所に入れようかとも考えました。しかし訓練所は高い費用がかかりますし、戻ってきて訓練士がいない環境になるとまた元に戻るとも言いますし、暴力を振るう所もあるようでしたので、訓練所には預けたくなかったんです。

 

今では二匹目も立派な「いい子」になってくれました。あの頃の暴れん坊が嘘のように「いい子」になってくれました。

 

「ウチの子は頭が悪いから」「もう大人になっちゃったから」と諦める必要はありません。公式サイトの動画を見てもらうとわかると思いますが、どんな問題犬でも「いい子」になっているんです。自分でしつけるので元の問題犬に戻るなんてこともありませんし。

 

簡単確実に「いい子」なってくれるしつけ法です。可愛いトイプードルとの充実した生活を送りたい人には、この「森田誠」さんのしつけ法をオススメします。